太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

新型コロナチートデイの終わりに

マッチョグルメ (ジャンプコミックスDIGITAL)

コロナ終戦の気分

 3月末ぐらいから本格化してきた新型コロナウィルスによる緊急事態宣言、外出自粛、在宅ワークの日々にも終わりがみえてきたように思える。スポーツジムや居酒屋に行くことはしばらくないのだろうけれど、在宅ワークは徐々に解除されていくものと思われる。

 現時点で無症状感染をしている人がどのぐらいいるのかも分からないから過度な楽観はできないし、可能であれば在宅ワークを続けていきたいのだけどリモートでは無理な人々がいるなかでの組織力学が働くであろう。

新型コロナチートデイの終わりに

 思えば、新型コロナウィルスはある種のチートデイを続ける口実となってきた。チートデイとはダイエット中に敢えてたくさんの食事を取る日を作ることで代謝をあげて停滞期を脱する方法。ボディビルダーが行ってきたことだけど、精神を追い詰めすぎないようにするために言い訳に使われることも多い。

ボディビルダーである彼は日々の食事制限に余念がないが、『チートデイ』を迎えると一変。ビーフカツ、つけ汁うどん、シュークリーム…本能の赴くまま、自らの欲するものを食すのだった。

 チートデイの対象になったのは食べ物だけでなく、スマート家電、ホームシアター、高速ネット回線、ゲーム機なんかも含まれる。もともとの趣味であるサウナ、キャンプ、旅行の全てが封じられている状況においては想像以上に家の中のことが気になるし、通販や部屋の模様替えが一番の趣味になってしまう

 あまり家にいない日々に戻るのであれば、それらは有効活用できなくなるのだけど、そんな日が来るのかは分からない。新型コロナを言い訳にしたチートデイがなんとく終わっていくような気分と、在宅ワークや家にいる時間を増やしたままにしたい気分が同居する。チートデイは1日だけで終わるからチートデイだったはずなのだけど。