太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

遅延性のコロナ五月病が今月になって発症している

ニューズウィーク日本版 特別編集 COVID-19のすべて[ムック]

小さな勝利と大きな破綻の遅延性五月病

 新型コロナウィルスの色々な問題について5月ぐらいまでは在宅ワークや自宅環境整備をエンジョイして紛らわせてきたのだけど、自分自身を高揚させる手段やイベントが尽きてきたと感じる。

 新入生や新入社員が四月の変化からひと段落ついてゴールデンウィークを迎える頃から五月病を発症しがちだけど、コロナ五月病はやけに進行がゆっくりで、今頃になって僕の心の中で猛威を奮ってきている。

ゴールとガス抜きの両方が封じられた状態

 仕事自体はむしろ忙しくなっているぐらいだけど、それによって得られる売上などは不透明なままだ。少ない予算や不確定な段階でも面倒なことを求められる機会ばかりが増えていっているような気がする。

 元々からしてそこまでメンタルが強い方ではない。先が見えなくなっても旅やサウナやマッサージに行ったり、映画やプロレスを観たり、居酒屋やスナックで飲んだり、婚活に活路を見出したりして適度な逃避をしていたのだけど全てが封じられるのはしんどい。

悲観的な予想が当たっても褒められない

 7月ぐらいには日に30人ぐらいの報告が日常化して云々という楽観も一方ではあったのだけど自粛明けに通った飲み屋の混雑具合や意識の低さをみて絶望的になったものだった。

 案の定で東京は感染拡大警報に逆戻り。ゲーミング都庁の色がどうなっているのか知らないけれど、無症状ないし軽症状の感染者が近くを移動している可能性は以前よりも高まったような気分になっている。悲観的な予想が当たっても一定時間無敵になれる特典はない。

 東京除外のGo To キャンペーンも都知事選挙も何もかも、自分の住んでいる国も都市もここまで信用できない状態になっているのだと改めて感じながらも、環境を変えられないまま自宅におこもりしている。

酒! 飲まずにはいられないッ!

 思うところがあってずっと断酒をしていたのだけど、敢えて破ることにした。ちょうど寝付けなかったとか、ちょっと健康オタクになりすぎているとか色々とあったのだけど、一番の理由は呪術めいた願断ちの効用を期待しないようにする為だ。

 こんなことを言っていたが、そろそろ自分の中で限界がきているから酒を解禁せざるを得なかったというのが正直なところだ。酒とラーメンとゲームがあればもうちょっと頑張れそうだけど、あまりよろしくない状況に戻ってきている。安心安全に心が晴れやかになりたいと思いながら。