太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

禁酒3ヶ月で全てのカクテル道具を手放した

北のライオン(1) (モーニングコミックス)

カクテル趣味の終わり

 昔からの趣味としてキッチンでのカクテル作りがあった。と言っても自分でレシピを考案するわけではないし、技を磨いてるわけもないのだけど、気分に合わせて様々な味わいを作りだしては味見をしているうちに酔いが深くなっていく感覚は格別であった。

 凝り性だが飽きやすい性格もあってカクテルのための道具や酒瓶にもそれなりの大枚を叩いていたのだけど、禁酒3ヶ月を迎える自分には不要になったので手放した。もうシェイカーを振る事もないだろう。

 ノンアルコールカクテル(モクテル)を作り出すのもよいのかもしれないが、ソフトドリンクだったらノンカロリーにしないと勿体無い気がするし、ただの炭酸水が一番美味しかったりもする。

酒飲み漫画に白けてしまう自分

 カクテル作りのきっかけはご多分に漏れず漫画だ。自分にとっての酒の蘊蓄やらカクテルレシピやらの原典は漫画やら小説やらが中心にあるし、そのようなジャンルの本をたくさん読んできたのだけど、今読むとちょっと白けてしまう。

 完全に酒から離れていたらファンタジーとして楽しめるのかもしれないけれど、現時点ではその手の本を読んだり、カクテル道具を眺めても酒を飲めないことに「我慢」を感じてしまうことに対する自己防衛なのかもしれない。

 これまで散々楽しんできたのだから「無駄だった」という気もないのだけど、これからの自分にとって不要なものをいつまでも手元に残しておいてもマイナスにしかならないだろう。こうして戻れない楔を打っていく。