太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

いま最も熱いアナログゲームのブッシュクラフト火おこしで文明開花

ブッシュクラフト-大人の野遊びマニュアル: サバイバル技術で楽しむ新しいキャンプスタイル

火がつけられなくて原始人に負けた気分

当日は快晴。バーベキューグリルの購入からスタートだったのだけど、どの範囲までなら怒られないかの見極めが難しい。イメージからしたら牧場とかにある 80 cm ぐらいのステレンス台を買いたくもなるが、それだけの炭火を焼いたら流石に近隣住民からの怒られが発生しそう。結局は日和って七輪サイズにしておく。

 1ヶ月ちょっとぶりのベランダバーベキュー会があったのだけど、今回は風が強かったからか備蓄されていたオガ炭が湿気っていたのかチャッカマンやライターでは火がつかず。

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 お腹も空いていたので、カセットコンロを使うという敗走を期した。熱源が何であっても鉄板で焼いた肉は変わらず美味いのだけど原始人に負けた気がする。

アナログゲームとしてのブッシュクラフト火おこし

 お腹も人心地ついたところで、こんなことではいけないと持ち込みブッシュクラフトスターティングセットを発動。


 パッケージを開くと出てくるコンポーネントの感触がアナログゲームのそれに似ていてテンションが上がる。

ブッシュクラフトは、より自然を身近に感じるための、技術・知恵・行為として、アウトドアスタイルの一つとして定着しつつある。人と自然環境が深く関って生活していた時代の知恵や技術を踏襲したものが、現在一般的に認識されているブッシュクラフトと考えられる。少なくとも1800年代にはブッシュクラフトという言葉が確認されているらしく、当時から存在した装備(ナイフ、火打石など)を現在でも必需品とし、不足する物資は現地調達するなどして、その場で自作するというレトロな手法を採る。

 ブッシュクラフトとはナイフと火打石を中心にしたミニマルな装備と現地調達で過ごすアウトドアのこと。いつまでもガスバーナーやカセットコンロやライターなどに頼っていたらサバイバルできない。

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 メタルマッチと言われるマグネシウム棒をストライカーで削って火起こしチャレンジ。最初は誰がやっても火花すら出ないのに徐々に火花が出るようになってくる。ストライカーの向きや角度や速さや強さなどのコツを掴むと大きな火花が出せるようになって火属性を手に入れる。順番にチャレンジしていく様はまさにアナログゲーム。

ティッシュという最強の着火剤

 麻縄を火口にして松脂を多く含んだ赤松のティンダーウッドに火を移して白樺の薪を燃やすまで育てるのが定石。中級者になるとティンダーウッドの端を細く裂いたフェザースティックからスタートできる。

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 腕がパンパンになってきたのでティッシュという最強の着火剤に頼って成功。一旦コツを掴んで再現性を手に入れると文明開化! という感じがする。すごい達成感。

火を付けるまでで終わってしまった

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 ティンダーウッドを燃え始めるとサウナのロウリュのような良い匂い。一旦麻縄まで火がつけばあとは白樺の着火まで一直線。

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 場所が場所だったので七輪に移動させたが黒目の煙がでてきたのであえなく消火。せっかくの白樺薪を短い焚き火人生で終わらせてしまって申し訳ない。

 火が着くまでは物理的に熱いアナログゲームとしてままならなさを楽しめるし、コツを掴むとチャッカマンよりも安定して火がつけられる実用品になる。今後は河川敷でフェザースティックからスタートしてみたい。