質疑応答(ask.fmより)
一生をかけても取り組みたいと思うものはありますか?
ご質問ありがとうございます。一生かけても取り組みたいものですか。実のところ現実的な線での「やりたい事」がなくて、転職活動においてもそこがネックになっています。
「できる事」であれば、いくつかあるのでお金を頂けてきたわけですが、それで人生を埋め尽くすのも残念なんですよね。
小さなブックバーを運営したい
実現性を度外視して掘り下げていくと、小さなブックバーの運営なのかなぁと思ったりもします。好きな本や音楽や酒で満たした空中庭園でもてなしたり、お客さん同士をつなげたりする。ここ数年は全然行けてないのですが、『交流イベントスペース あかね』とかのイメージが近いですね。二階に寝室があって、閉店して片付けたら、そのまま眠れるとベストです。
「サードプレイスを作る」という事については、ずっとイメージしていて、このブログにも「オンライン古本屋が運営するオウンドメディア」という「設定」があるのですが、リアル店舗のオウンドメディアになってもらっても全然良いのかなとも思っています。O2Oですね。
このブログは「オンライン古書店が運営するオウンドメディア」である……という後付け設定をさっき作ったのだけど、古書店ブログの立ち位置に憧れがあったりもする。
パラレルキャリアを歩みつつお店を持つ夢を
オフ会に行くが面倒だから、うちに来てよって話でもあります。周りのブロガーさんでも1日店長とかバーテンダーとして立った人が増えているし、お店のオーナーも元々は会社員だった人が多いです。元IBMのエンジニアが運営しているカレー屋は本当に美味しいですし。
そんなわけで、リテールの接客業をずっとやっていたいと思う時もあるんですよね。B2Bばかりやっていたから文学フリマで売り子をしたり、オフ会の幹事やブログイベントのスタッフをするとすごく新鮮でした。
Web会社勤務とカフェオーナーを兼業でやっている方もいて、いますぐ現実化できるかはともかくとして40歳を超えるぐらいにはそういう道筋にしていくのもよいのかなと思ったりもします。
でも、それは本当にやりたいこと?
でも、本当に一生かけても取り組みたい事なのかって言われると難しいです。そもそも「お店をやる」と言いつつも『マンハッタンラブストーリー 角川書店単行本』や『国境の南、太陽の西 (講談社文庫)』などのキラキラしたイメージばかりで、現実の資金繰りや接客や衛生などについてあまり深く考えていませんし、憧れは憧れのままの方が良いのかもしれません。
このままでは目論見もなしに「プロブロガーになる!」って言ってるのと変わらないし、リスクで言えば店舗運営のがよほどデカイんですよね。そんなわけで、自己啓発的な事を言うのは簡単ですが、したたかに機会を狙いつつ下準備ができればと思っています。以上で、ご回答になりましたでしょうか。
恋はいつでも 現実離れ
だから今夜も 妄想ばかり
(中略)
僕に出来ることなんか
いつもの喫茶店で
コーヒー飲みながら 君を待っているだけ