太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

iPhone が壊れた状態での Apple Watch の SUICA 残高移行を実施

ゼロからはじめる Apple Pay/Suica スマートガイド

Apple Watch のペアリング先を移行する

 そんなわけで、iPhone XS から iPhone 11 に買い替えたのだけど移行元が壊れている場合の Apple Watch 移行はなかなか大変だった。通常の移行手順は移行元の iPhone で様々な操作を行う前提になっており、文鎮化した iPhone には荷が重い。

古い iPhone が手元にない場合や消去してしまった場合
Apple Watch がまだ古い iPhone とペアリングされている可能性があります。以下の手順にそってペアリングを解除してください。
Apple Watch を消去します。

 Apple Watch は明示的にペアリングを解除するまで新しい iPhone とはペアリングできず、移行元の iPhone が利用できない場合は Apple Watch を工場出荷状態に戻す必要がある。しかしながら、工場出荷状態に戻すと Apple Watch に入っている SUICA の残高が消えてしまうので、先に SUICA の残高を移行しておく必要がある罠。

Apple Wach の Apple Pay にある SUICA 残高を移行

 SUICA の移行も基本的には移行元 iPhone がないといけないのだけど、JR東日本での SUICA 再発行と Apple のウェブサイトから Apple Watch 上の Apple Pay 情報削除を行うことで再発行手続きが行えた。

 「いずれか」とあるのだけど自分の場合はJR東日本側の作業をするだけでは iPhone 11 への追加候補にでてこず、両方から消すことで iPhone 11 に残高が移行できた。iPhone 11 にSUICAが移行できたので心置きなく Apple Watch を工場出荷状態にして再セットアップを実施して移行を完了。

クラウド側に正しい情報がある安心感

 最初は手順が分からなくて大変は大変だったのだけど、移行元端末が壊れていても移行作業ができるは大きい。これはクラウド側に正しい情報があるという前提があって、非接触カード側に正しい情報があるという状況であれば移行が手詰まりになっていた可能性もある。

 その他の情報もかなりの範囲まで簡単に復旧できたし、個々の iPhoneクラウドデータへの依代インターフェイスにすぎない。自分がロックインされているのは iPhone ではなく Appleクラウドサービスなのだと改めて感じる。そう考えると iPhone が壊れたこと自体はそこまでの痛手でではない。10万円のとらぬ給付金がマイナスをゼロに戻すために使われてしまったのはしんどいけれど。