Apple Watch のリングを完成させたい
世間ではリングフィットアドベンチャーが流行っているのだけど、自分としては今更ながらに Apple Watch のリングを完成させるのがマイブームとなっている。
僕の場合は毎日 600 kcal 以上の消費カロリー、30分以上のエクササイズ、1時間に1回以上立ち上がるのを12回をすると「実績の解除」がなされる設定をしている。
実際に行われたアクティビティは iPhone のヘルスケアアプリに連動記録されて、各種統計やサボった日などが記録される。単純な話ではあるのだけど、ちょっと歩いて帰るかといった最低限の運動を習慣づけるモチベーションにはなる。
アクティブレストとしてのビルの階段昇降
昼休みに意味もなくビルの階段を昇降して Apple Watch のリングを完成させるのじゃ
— 池田仮名 (@bulldra) 2020年1月7日
そんな中、仕事の合間にアクティブレストをしながら Apple Watch のリングを完成させていくのが楽しみと効率アップの両立になっている
「アクティブレスト」とは、直訳すると「積極的な休養」。つまり、より効果的に、効率的に休養することをいいます。
(中略)
適度な運動は全身の血液循環を良くするため、疲労の原因とされる物質が血中から素早く処理されやすく、運動によって交感神経が刺激されてストレス解消につながる、という精神面でのプラスもあります。
実際問題としてデスクワーク従事者の「仕事の疲れ」はじっと動かずに頭だけを働かせていることによる。座って休憩しているよりも、ちょっとした運動を取り入れた方が休憩や気分転換になるのだけど、就業時間中にビルの外に出たり、オフィスで体操を始めたりする訳にもいかない。その点、ビル内の非常階段を移動している分には目立たないし、すぐに戻ってこれるし、Apple Watch のリングも完成させやすい。
ビルの非常階段はビジネスマンにとっての「哲学の小径」
5分間ほどの階段を昇降をしていると約 20 kcal の消費。たったそれだけではあるが、トイレやタバコに行くようなタイミングはちょっとした積み上げになるし、階段の昇り降りは脚の血流や筋肉にもよい。
別にサボっているわけでもなくて、階段昇降をしながら検討事項を考えていると、普段とは違う角度からのアイディアや解決策が浮かぶことも少なくない。生理学的にも心臓の鼓動が早くなることで血液循環が増えて脳への酸素供給が活発になされるようになり、記憶力や思考力が高まるといった実験結果が出ているという。
京都に「哲学の道」や「哲学の小径」と呼ばれる歩道があって、京都大学の哲学者である西田幾多郎などが散策しながら思索を巡らせたという。さながら、ビルの非常階段はビジネスマンにとっての「哲学の小径」なのかもしれない。