逆孤独のグルメ現象
『孤独のグルメ』には「ご飯があればツマミがおかずとして立ち上がってくる」という名台詞がある。居酒屋でご飯とおつまみを頼んで食べる楽しさを見事に表現している。
普段はただの定食屋なのにビール一杯があるだけで店内のものがツマミとして立ち上がってくる。そんな「逆孤独のグルメ現象」も楽しい。ラーメン屋で呑むのはタモリ倶楽部の特集になったぐらいだし、深夜の吉野家で牛皿と冷酒をキメるのも悪くない。
ジョナサンの焼酎 with ドリンクバー(490円)
その中でも好きなのはジョナサンの焼酎 with ドリンクバーである。490円で180mlの麦焼酎と言われると割高に感じてしまうが、390円相当のドリンクバーが無料となる。つまりは炭酸水もハーブティーもカルピスもエスプレッソまで使い放題。そうなってくると「全てのドリンクがカクテルの素材として立ち上がってくる」瞬間が味わえる塩梅。孤独のグルメでもこんなのなかった。
カルピス+オレンジジュース+焼酎とか、童心に帰ってオリジナルカクテルが作れる。酔って来ると適当になってやばいものができてしまう事もあるが、アルコールが入っているのでダイジョウブデス。180mlからは酎ハイ3杯分ぐらい生成できるし、その気になれば無限である。爪楊枝を無限に微分すれば百科事典だって格納できる。
おつまみセットと組み合わせてセンベロ
おつまみも250円で結構よいものがあるから、これらを2品頼んで焼酎 with ドリンクバーを頼めば1000円ちょっとでベロベロのセロベロが堪能できる。
特に二次会として使うのがオススメ。24時間営業でドリンクバーが残るから終電を逃してもコーヒーでも飲みながら夜通し語れるといういたれりつくせりなサービス。そんなわけで、本格的な安飲みがしたいのならジョナサンの「焼酎 with ドリンクバー(490円)」がよい。