人は思い出を燃料にして生きていくのだろう
4月2日。ひたすら資料作り。まだ水曜日なのか、もう水曜日なのか。やらなきゃいけない事が積み上がっているのに、時間はあっという間に過ぎていく。インターネットおじさんと自己肯定感については何かを書きたいのだけど、ちょっと気力が湧かない。ビールを呑んで寝てしまおう。
Amazonの4月セールから色々な本を買った。最近はファミコンや勉強法の話をしたくなることが増えた。どちらも自分にとってはそこそこ得意なゲームであり、それなりの自己肯定感に繋がっていた。ゲームだと思えば実際的にはうまくいく可能性が高まるけれど、ゲームだと思えない事は下手なままだ。人は思い出を燃料にして生きていくのだろう。
勉強法
勉強法ばかり勉強した所でどうにもならないポルノである。勉強法を勉強するより教科書の1ページでも覚えた方がよいのだけど、そういうわけにもいかない。「出題率×平均配点×正答率」によって期待得点が出せると書いたが、期待配点が高いものを疎かにしていはいけないと思いすぎて、入念に準備したり、必要以上に動いているうちに逆に正答率が低くなってしまうところがあるのかもしれない。
はじまりの用意は、はじまりじゃないですからね。はじまりの用意ばかりしていると、はじまらないくせがついてしまいます。ー糸井重里が『今日のダーリン』の中でー [ほぼ日手帳・日々の言葉・2014年4月2日] #techo2014
— ほぼ日刊イトイ新聞 (@1101complus) 2014, 4月 2
勉強は、はじまりじゃない。選択することは、はじまりじゃない。祭りの準備は、はじまりじゃない。もちろん祭りの準備には、祭りの準備なりの楽しさや最適化作法がある。極めるには一生掛かっても足りないぐらいだろう。でも、祭りがはじまらないままに終わってしまう事も少し残念に思う。祭りが開催されないというアイロニーがあるこそ、楽しめるエクストリームな準備作業もあるのだろうけれども。
完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
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完璧なものは存在しないけど、完璧じゃないから違いが出る。その相対的な差異にしか価値や意味を見出せなくなる事もある。不完全な明日のために今日は寝るのだ。