トートバッグに中敷きを作る
普段はオロビアンコの『LUSTRO-C』を使っているのだけど、このトートバッグは底が柔らかくて、MacBook Airを縦に入れると大分たるんでしまう。圧力=重量/面積。そういう用途ではないのかもしれないけれど気に入っているので使いたい。
そんなときの東急ハンズ。カバン用の底板がないかと定員に尋ねてみたが「ない」とのこと。検索したら『[asin:B00DV8DHAI:title=カバンの中敷き]』という商品を見つけたが、通販を待つのを買うのも負けた気がする。
素材コーナーでライトエヴァシートを発見
どうせならプラ板から自作すれば良いかと思って素材コーナーに行ったのだけど、ちょうどおあつらえ向きの素材があった。
アクリルよりも柔らかかく、塩ビよりも丈夫で、カッターで切る事もできるとのこと。素材のサイズは45cm×30cm×2mmで、鞄の面積は42cm×12cmであることを確認。そういう時のために家具や持ち物の型番を控えておくと、Amazonなどから正確なサイズがオンデマンドで取り出せて便利である。
自分でカットする
まずは横幅をカット。これは約41cmにすればよいので3cm切ってから調整する。どこのご家庭にでもある『カール事務器 裁断機 ペーパーカッター A4対応 40枚裁断 DC-210N』などを使えば簡単にカットできるのだけど、幅30cmのものまでしか切れないどころかセットすらできないので、結局はナイフに定規をあてて切った。一旦ナイフで軽く筋をつければ、あとは何度かなぞって筋を深くして、手で破るようにすれば綺麗に切り離せる。
底板を鞄にセットすると以下のような感じ。
こうしてMacBook Airを入れてもたるむ事がなくなった。ほぼ日手帳や文庫本などを積み込んでも問題ない。そんなわけで、鞄の底が柔らかくてたるんでしまう人は底板の自作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ほんのちょっと部品の力加減
普段から文房具のパーツなどを自作することがあるのだけど、そんなものだって、ほんのちょっとの部品の力加減で使い勝手が大きく変わってしまうし、小さなパーツがちょっと壊れただけで全体が使えなくなってしまう事がある。それが物理的な機械の妙であり、怖いところでもある。
本当は建築や機械設計などがやりたかったところもあるのだけど、そういう部分が怖くなってしまって、最終的にはプログラミングに落ち着いたみたいなところはある。もちろんプログラミングだってミスをすれば大きな被害が発生する可能性もあるわけだけど、論理だけで説明できる範囲が広い。
人間だって、身体のちょっとした部分が痛くなるだけで全体が動かなくなってしまったりするし、パーツパーツを見逃さない事が必要になる事もあるのだろう。その一方でパーツにだけ注目しても仕方がない。僕はバラバラの面影を見つけ出しては心がバラバラになりそうになる。現在は専門製品もあるみたい。