ブログをスタンド化するために
ブログの記事がストックされてくると、新しい記事を書く時に同じような話を書いている事もありますし、アプリの設定手順なんかはブログに残しておいたものの方が丁寧だったりもします。
それで、自分のブログを検索する機会が増えていくのに対して、はてなブログの標準検索機能は使いづらいし、デザインもダサイのでCSSで綺麗にしたGoogleカスタム検索を使う方法を紹介しました。
http://bulldra.hatenablog.com/entry/2013/11/16/094824
Chromeのアドレスバーからブログを検索する
とはいえ、自分で使う時にいちいち自分のブログのトップページを開いていたらタイムラグがありますし、PV数の半分が自分だったという事態にもなりかねません。そこで、Googleのアドレスバーを利用して自分のブログが直接検索できないかと考えました。
Chromeのアドレスバーにはカスタム検索の機能があって、例えば「amazon.co.jp」と入力してからTABを押すと直接アマゾンの商品を検索できます。これをカスタマイズして自分のブログを検索できるようにすれば捗りそうです。
まずはカスタム検索のURLを取得する
自分のブログで「%s」と検索
こんなアドレスに変換されるのでコピペ
「q=%25s」という文字列が二つあるので「q=%s」に置換
カスタム検索エンジン設定
Chromeの設定画面を開く(英語なのは勘弁な)
検索エンジン設定
下の方にスクロールすると追加項目がある
適当な名前とキーワードを付けて先ほどのURLを設定
このキーワードが入力コマンドとなりますので、短い方が便利です。
日本語入力でのキーワードも付けると後で捗る
使ってみよう
キーワードを入れるとサジェスト
タブを押すとブログ検索モードへ
キーワードを入力してRETRUNキーで検索できましたー
日本語入力でのキーワードも入れておくと捗る
まとめ
まだ4ヶ月かそこらしか毎日更新していないわけですが、それでも結構な量のログが蓄積しています。この記事だって時間が経ったら自分で検索する事になるのかもしれませんし、誰かが実現したかった事を叶えられるのかもしれません。プログラミングもそうです。大した話ではない事であっても、自分なりの工夫をした手順書や思考の過程を公開しておくというのは自分にとっても、それを読んだ人にも役立つ可能性がある作業だと信じています。
最近また「文化的雪かき」が頭の中のキーワードになっています。誰もやりたがらないけれど、誰かがやらないと、あとでどこかでほかの誰かが困るようなことは、特別な対価や賞賛を期待せず、ひとりで黙ってやっておくことです。
「ググレカス」とか「ネットに落ちている」といった言葉は「文化的雪かき」をあまりにないがしろにしていて好きではありません。だからといって、直接な返礼は難しいし、自分がされても困ります。だからそれぞれが勝手に各々の「文化的雪かき」をしてみるのが良いのかもしれないと思います。
偽善と言われればそうですし、まったく自己満足的な話なのです。それでも検索による到達可能性と、ニッチな欲望がマッチして発現した「スタンド」が、私の預かり知らぬ所で誰かの困難に「立ち向かう(Stand to up)」かもしれないというのはなかなか愉快で厨二病的な妄想です。