外天楼で会いましょう 『外天楼』は『ネムルバカ』や『それでも街は回ってる』の作者による日常系ミステリー短編集……に見せかけた壮大なサーガである。書評を書くには、どうしてもある程度のネタバレを含んでしまうし、1巻完結なので未読の方にはぜひ読んで…
『通天閣』で交わるふたつの生活 『サラバ』で第152回直木三十五賞を受賞した西加奈子氏が、2006年に発表した小説である。「底辺」とか「場末」という言葉似合う工場勤務のおっさんと、スナック勤務の女性の生活が交互に描かれながら、大阪の「通天閣」を交…
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