太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

2014-06-19から1日間の記事一覧

谷崎潤一郎『痴人の愛』感想〜馬乗りされたい僕と応じるたびに変わる君

婚活小説としての痴人の愛 谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読んだ。馴染み深い表紙の新潮文庫版ではなくて中公文庫版。Kindleで買うと新潮文庫版が490円で、中公文庫版が350円だったという即物的な理由なのだけど、そもそも電子書籍で価格差が発生することがある…