Qrio Smart Lock 初代モデルのサービス終了
アプリとの接続による解施錠などは急に使えなくなることはないが、アカウント認証情報の更新やカギ情報の更新など、セキュリティに関わる重要な機能の担保ができないため、使い続けないでほしいとユーザーに呼び掛けている。
Qrio Smart Lockの初代モデルがサービス終了とのこと。僕自身は二代目モデルを使っているので今のところは影響がないのだけど、将来的なリスクに少し憂鬱になった。結局はオートロック機能の後付けのためにしか使っておらず、物理鍵で開けているからカギ情報は完全に抹消して登録不可にできた方が安全なのかもしれない。インキーロックすると終わるけれど。
それはさておき、ソフトウェア組み込みの買い切りハードウェアのサポートを無償で続けるのはそもそも無理があるビジネス設計であり、永続的に使える前提で売るのも、それを期待して買うのもスマートではないという反省がある。Qrio Smart Lock に限らず、スマートフォンのOSや制御ソフトウェアのような継続的なアップデートを必要とする機械は、原理的に「期間限定」のものであり、もっといえば犠牲的アーキテクチャに組み入れられるべきものだ。