肉を炭火で焼く行為の魔力
喜福世は600円でちゃんとした焼き肉が食べられる店だ。
以前にも紹介した喜福世にときどき行く。安価に焼き肉定食が食べられるからなのはもちろんだけど、肉を炭火で焼くという行為自体に癒やされる気がするのだ。気がするだけだけど。
牛カルビ、豚バラ、牛タン。
ごはん大盛り無料。漬物とわかめスープ付き。
肉が焼けている音に癒やされる
気怠さを感じる昼下がりに炭火が焼かれいるパチパチとした音に耳を傾ける。豚バラの脂が落ちて火が強くなる。炎のゆらめきや匂いが加わった立体感をイメージするのはなんとなく脳に良い気がする。
まだ明るいうちから肉が焼けている音は脳にいいんですよ pic.twitter.com/aou15oJXHj
— 池田仮名 (@bulldra) 2016年5月20日
ギルティフリー消費と昼からの焼き肉
伊集院光が「茂木健一郎の話は脳漫談だよね」ってなことを言っていたのだけど、「むしろこれは、脳にいいんですよって」という繋ぎを期待している自分もいる。
ハグは脳にいいんですよ?
— 池田仮名 (@bulldra) 2016年5月12日
現代の消費傾向はある種の「罪悪感」から逃れられる事になることに価値を感じやすいという。健康であれ、社会貢献であれ、実際上の影響はわずかであっても、そういう感傷のようなものを得ること自体が行動原理のひとつになっている。昼からの焼き肉に罪悪感を覚える必要なんてないのに。

- 作者: 茂木健一郎
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