太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

中野「丈ちゃん」〜あたる人はあたる鳥刺しで東京タラレバおじさん

金曜日の第4出動

 久々のメンツで久々の第4出動。タラレバばかり言っていたらこんな歳になってしまった東京タラレバおじさん達が中野の丈ちゃんに集合して男子会。

ヒマだからなんとなく飲みたい時は第1出動
仕事のグチを聞いてほしい時は第2出動
誰かの悪口をブチかましたい時は第3で
そして今回
緊急に男がらみの相談がある時にのみ発令されるのが第4出動

 小さな店内にはひっきりなしに来店客。予約をしていないと入りにくいようだ。

あたる人にはあたる鳥刺し

 鳥刺しには「あたる人にはあたる」という宣言。

 はつ刺し、鶏胸肉のタタキ、ササミのタタキ。周りを炙ってあって安全性に配慮。

 タラの白子はないけど、大山鶏のトロレバ刺し(タタキ)がある。濃厚な旨みに舌鼓。鶏のレバーは牛肉や豚肉に比べたら臭みがあるけど、これはこれで好き。生肉に対してはリスクをとって積極的になれるのに、肉食系男子にはなれない東京とろレバおじさん。

いい歳して「痩せたら」だの「好きになれれば」だの何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな…
オレに言わせりゃあんたらのソレは女子会じゃなくてただの…
行き遅れ女の井戸端会議だろ
まあいいよ
そうやって一生女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ! このタラレバ女!!

あてのない話は続く

 カシラ。柔くて味が濃い。

 白菜の漬物でひとやすみ。この辺りから日本酒。アラサーの頃には笑えていたことも、33歳になれば辛くなり、アラフォーが見えれば諦観しかける。

 つくね。ねぎがアクセント。うまい。うまい。

 砂肝刺しのシャクシャク感。恋愛に限らずとも「スキルを磨いていレバ」「機会があっタラ」となりがちだけど、待ちの姿勢じゃ出来ることは限られる。そんな決意だけなら何度もしているけれど、そう簡単には変われない。もう後半戦に向かいつつある自分の人生。どうしたいんだろうな。