太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

見下してた人が仮想通貨で自分の有り金全部の何倍も儲けた時の顔

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億り人がそこまでは珍しくなくなった世界

 ここ数年の株高や仮想通貨バブルによって金融資産を1億円以上を持つ「億り人」と呼ばれる人々がそこまでは珍しくなくなった。池上彰の番組によると日本人の資産総額1億1,000万円以上の富裕層は282万6千人で就業人口の23人に1人だという。

 そうはいっても、億り人になれるのは社長とか芸能人とか専業トレーダーとか自分とは縁遠い人々であるという前提があった。それなのに知り合いの知り合いとか、何度か会ったことがある人にまで広がってくると、正直なところで大きな能力差を感じることも少なくて「どうして差がついたのか、慢心、環境の違い」という感覚を抱くことがある。

 もっといえば、ろくな仕事をしてないのにギャンブルやソシャゲが好きでいつもお金がないと言ってたような人が仮想通貨で自分の有り金全部の何倍も楽して儲けたなんて知ると、祝福どころかFXで有り金全部を溶かしたような顔になってしまう。

アリとキリギリスの逆転劇

 本業・副業・投資・節約などをコツコツやってきたつもりだけど、僕自身が億り人になれるビジョンはまったく浮かばない。そこそこの暮らしをそこそこに過ごすのだろう。数百万円単位の儲け話であれば、そんな短期間でお金を稼いでも永続性がないから云々とか思っていられるけれど億になってくると話が変わる。

 例えば年間250万円の黒字がでるスキームが作れたとしても1億円に到達するには40年掛かる。40年後には1億円の価値も低くなっているだろうし、病気や環境変化のリスクに常にさらされることとなる。これに対して、いちど1億円を手に入れたらパッシブ運用をしつつ、適当に働けば困らずに生活していけるので「今後のリスク」は段違いに低くなるだろう。コツコツためてドカンと逆転されているのだ。羨ましい。

それでもコツコツやるしかない

 じゃあ、今から仮想通貨戦線に参戦しますよってほど馬鹿なこともないし、ただの僻みでしかないのだけど「いろいろ頑張ってきたのになぁ」っていう意識が芽生えてくるので、あまりよい傾向ではない。

 そもそも資産に勝ち負けはないし、逆転という概念自体がおかしいわけで、自分がドカンと儲けられないから相対的に損をした気分になってリスクが高いところに手を出してしまうのは百害あって一利なしだけど、このさもしさはなんなんだろうと思ったのでした。