太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

プライベートプロジェクトのために久々にプログラミングをしてみる

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photo by Ian Wilson

プログラミングのスキルが錆びついてる

 大学生の頃はよくプログラミングをしていて、自作のゲームでちょっとした賞を頂いたこともありました。その後、一応は情報通信業界に入ったものの、自分ではプログラミング出来ない状態が続いてフラストレーションが溜まっていきました。『http://www.ikedakana.com/entry/2013/10/28/074844』の話はそういう背景が前提になっています。

 趣味や仕事自動化ツールとしてのプログラミングをしていた時期もあったのですが、単純に忙しくなったり、そういう意欲も薄くなってスキルが錆びついていきました。なので「独立したらiPhoneアプリWebサービスを作って・・・」なんてふわふわと言いつつも、そう簡単な話でもない事は分かっています。

 そんな感じではあったのですが、ブログのカスタマイズのための久々にプログラミングをしてみて「やっぱ楽しいなぁ」って思いました。

プライベートプロジェクト

 『脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法』では会社の仕事とは別にお金を稼せぐ「プライベートプロジェクト」をすることが薦められています。

 基本的には『週末起業 』の延長ではあるのですが、情報技術を活用することで殆ど元手をかけずに出来るようになったのがポイントです。お金は掛からないとはいえ時間や労力の捻出が難しいのではないかと考えていましたが、その実際について『会社を辞めるのがゴールというわけではない - 脱社畜ブログ』に書かれていて、素直に凄いと思いました。

いま振り返ると、当時はかなり頑張っていたように思える。平日はブログの記事を書く時間が取れない日も多かったので、記事は土日に7個分書き溜めて毎日会社からこっそり更新ボタンを押すという方法で更新していた。他の空いた時間は、基本的にスマホアプリやウェブサービスのコーディングに費やした。終電で帰宅して、深夜2時ぐらいまでプライベートプロジェクト用のプログラムを書くような日もあった。これに途中で出版の話も加わり、いよいよ忙しさは最高潮に達した。


会社を辞めるのがゴールというわけではない - 脱社畜ブログ会社を辞めるのがゴールというわけではない - 脱社畜ブログ

 「確実に成果を出す」ってのはそういう事なのでしょう。とはいえ今の自分の仕事や体調でそれをしてたらデッドエンドフラグが立ってしまいます。なので0か100で考えるわけではなく、30ぐらいづつ進められればとも思います。

ナリワイとしてのプログラミングやWebデザイン

 プログラミングの時間を確保したいというのもあってTwitterを眺める時間を減らしたり、ブログも超長文を書く事は少なくなりました。使える時間が少ないなら少ないなりの戦略を使っていくべきなのでしょう。それはそれで大澤真幸の言う「現実への逃避」なのかもしれませんが、やっぱプログラミング楽しいわってのが今更ながらに思っています。

 最近、id:sho_yamane さんが他のブログのWebデザインを手伝ってあげたら、お礼にAmazonギフトからお酒を贈ってもらえたみたいな事があって、場所が離れた相手にちょっとした『ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方』をしていて、なんかいいなーと思いました。生活費がセツヤクエストですし。

 情報を隠すつもりはありませんが、自分の時間すら確保できてないのに個別事例に親切丁寧に教えるべきという前提に寛容に接し続けるのは難しいです。そういうのもあってコメント欄を用意してないのですが、互いにちょっとしたサービスとして認識して互酬が回るというのは良い傾向です。「プログラミングは身を助ける」みたいな事にも期待が持てます。

場所に依存しない商材

 そして情報技術ってのは、アプリやWebサービスなどをマスにプロダクトアウトするだけでなく、場所に依存しない個人間でのサービス商材としても利用できるんだってのを改めて感じました。Skype人生相談とかいうとアレ感があるのですが、ちゃんと成果物につながってるというのが良いんですかね。そのあたりについてはまた検討したいと思います。

 会社経由でコンサルティングするとなれば数百万円単位じゃないと動けないですし、求められるレベルも違いますが、余技でやるプライベートプロジェクトとしてはそのぐらいの事から緩くやってみるのがよいのかもしれませんね。