10月10日は銭湯の日
10月10日は様々な記念日に制定されているのだけど、その筆頭は「銭湯の日」であろう。銭湯によっては入浴料が無料になったり、プレゼントがあったり、特別なお湯が楽しめたりする。
本日向かったのはホーム銭湯の光明泉。サウナセンター大泉にいくにはちょっと遅い時間だし、まだ週のはじめである。
光明泉のイベント内容はラベンダー湯祭り、タオルプレゼント、記念懸賞などなど。先着60名のタオルプレゼントは開店直後に終了したものと思われる。ほしかったなぁ。
ハードな仕事に疲れ果てた金曜日の夜。一杯やるにも遅い時間だし生憎の大雨。そんな夜には西麻布のアダムアンドイブに足が向かう。仕事の激詰めも大雨もサウナがあるなら前座にすぎない。
今いる西麻布のサウナ『アダム&イブ』がボクのホームサウナなんですが、こうやって週4日も通って常連になると顔なじみがどんどん増えてきて、それも醍醐味だと思うんですよ。
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アダムアンドイブは芸能人にも愛好者が多い西麻布の高級サウナ。オリエンタルラジオの藤森やプロ野球選手の清原なども常連だったという。平日は7時間3,990円となかなかのお値段だけど、深夜0時以降に入館すると翌7時まで1,890円となる。その金額で六本木近辺で宿泊できるのだから断然お得な簡易宿泊施設だ。
お腹もペコちゃんなので、近くのファミリーマートで軽く腹ごしらえ。休憩室で韓国料理が食べられるのだけど、深夜0時を超えてからの焼肉定食はしんどい。
金融リテラシーを高めるための名著として名高い本多静六の『私の財産告白 』を読んだ。著者は慶応二年(1866年)に生まれた明治時代の林学博士で、日比谷公園や明治神宮の設計・改良に関わる一方で、大学教員による収入を基礎にしながら貯蓄と投資によって莫大な財産を築いたという。
60歳になると全財産を公共事業に寄付。少しづつ残していた銀行の株券なども敗戦によって紙くずとなり、僅かな恩給、賃貸収入、原稿料、講演料等で質素に暮らす晩年を送っているとあっけからんと告白している。
ベンチャー起業などをするわけでもなく、貧乏な少年時代を送った一介の給与所得者が一代にして巨万の富を築いて、また質素な生活に戻っていくおとぎ話のような展開でありながら、ひとつひとつの過程は今日でも通用する普遍的な一般論という不思議なバランス感覚が面白い。